証券外務員

証券外務員一種試験に最短合格するための勉強法【無料模試あり】

「金融機関から内々定をもらって人事から、証券外務員一種を4月までの間に合格するようにと言われたが、どのように勉強を進めていいか分からない」
「効率よく試験に合格するためのポイントが知りたい」

金融機関に就職することが決まった上記のような大学生の方は多いですよね。

証券外務員に合格できない人はその時点で出世コースから外れる可能性が高いので気合を入れて勉強しましょう。
この時点から同期との競争は始まっています。

この記事を書いている筆者も、金融機関就職が決まった大学4年生の時に証券外務員試験を受験しました。
1か月程度の勉強で合格できましたが、意外と難しい内容も多いですので、早めの対策が必要となります。
そこで、本記事では、試験の特徴を紹介しつつ、試験攻略のためのポイントを解説していきます。

【本記事の内容】
・証券外務員一種合格のために必要な勉強方法を解説
・筆者が実際に使用していたテキストを紹介
・より確実に合格したい、理解をしっかりした上で合格したいという方向けにおすすめの通信講座を紹介

Kengo
Kengo
本記事の筆者は、平成27年度に証券外務員試験に合格しました。
地方銀行に内定が出て、就職するまでの大学生の間に受験をして合格しています。
証券外務員 おすすめの通信講座

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証券外務員に合格するための勉強法・ポイントを3つ紹介

①証券外務員試験の勉強を始める前に「配点」を確認しましょう

証券外務員試験の勉強法を解説すると言いましたが、やみくもにテキストを開いて勉強をスタートするのは得策ではありません。

というのも、証券外務員試験は出題範囲によって配点が大きく異なります

たとえば、「株主業務」という出題範囲と「金融商品の勧誘・販売に関係する法律」という出題範囲では配点が大きく違います。

このように、分野ごとの配点の差が大きいため、テキストや問題集の巻頭にある配点一覧を最初に眺めてチェックする作業を行うのがベターです

下記が、配点が特に高い出題範囲となっています。

【証券外務員試験で配点が高い分野一覧】
・金融商品取引法
・協会定款・諸規則
・株式業務
・債券業務
・投資信託及び投資法人に関する業務
・先物取引
・オプション取引
・特定店頭デリバティブ取引等

②5択問題の配点が高いので重点的に対策を行いましょう(特に計算問題は落としてはいけない)

上記の出題分野とは異なった目線で、出題形式にも着目しましょう。
2択問題と5択問題が出題されますが、5択問題は配点が高いので正解できるように勉強しましょう。

その中でも対策がしやすいのが「計算問題」です。

5択問題の出題は30問あり、そのうち計算問題が10問出題されます。

この計算問題は、難しい数式などは少なく、解き方を暗記すればすぐに解けるようになります

ちなみに計算問題の中でも下記の分野は少し難しいので後回しでもいいです。

・先物取引
・オプション取引
・特定店頭デリバティブ取引等

③「WEB公開模試」を受験して7割~8割を安定して取ろう

問題集を3周終えた方は、「WEB公開模試」を受験しましょう。

ファイナンシャルバンクインスティチュートのサイトで無料のWEB模試試験を受験することができます。

筆者もこのサイトを利用して、合格点以上(7割~8割くらい)を安定して得点できるようになった状態で試験に臨みました。

最終的には、問題集を3周して身につけてきた知識がしっかりと別の問題でも活かせるかを確認するためにこのWEB公開模試を利用するのがいいですね。

勉強するにあたって準備すべきテキストと問題集

筆者が実際に利用していたテキストと問題集を紹介します。

下記の2冊があれば十分合格が可能です。

合格という目線だけで言うと、問題集だけで十分ですが、資格取得後にも業務に活かすための知識を蓄えるという点も考えるとテキストも合わせて読んでおくのがベターです。

上記のテキスト・問題集を購入したら、まずは「配点の確認」から取り組んでくださいね。

証券外務員試験の勉強は「暗記」が中心

証券外務員試験の特徴は暗記事項が非常に多いことです。

「何かの理論を覚えてそれを応用する」のような試験の出題ではなく、「Aとは~~のようなものである」ということ自体を記憶していれば問題は解けます。

計算問題も多く出題されますが、計算問題に関しても基本的に計算式のみを暗記すれば正答が可能なものがほとんどです。

暗記するための方法ですが、「テキストを読む」ではなく、「問題集を繰り返す」を意識してください。

問題を解いたうえで、テキストを読み返して暗記していくというのが最も効率よく暗記ができます。

最低でも問題集は3周しましょう。そのうえで、よく間違えた問題を見直しすれば合格できる実力は身につきます。

最短で合格を目指す方はスタディングの通信講座を活用がおすすめ

スタディング申込手順

証券外務員の通信講座は様々な資格学校が出しておりますが、筆者はスタディングがおすすめです。

スタディングでは①スマホでのオンライン学習のみで学習を完結でき、②価格も8,900円~と他の資格学校と比較して安いです。

※下記が2022年現在のスタディングの価格表となります。

講座名 価格(税込) 対象者
二種外務員合格コース 9,900円 外務員二種を受験する方
一種外務員合格コース 8,900円 外務員一種を受験する方
二種・一種外務員セットコース 16,000円 一種・二種とも受験する方

スタディング 公式ページ

スタディングの外務員合格コースでは下記のボリュームの講義が含まれています。
実際にテキストと過去問題集だけをやるだけでも十分合格は狙えますが、ただの暗記に終始してしまい、実務で活かすための本質的な理解を深めるのには動画講義が最適です。

・オリエンテーション
・基礎講座(二種:21回 一種:7回)
・五択問題演習講座(二種:6回 一種:3回)
・計算問題演習講座(二種:5回 一種:3回)
・模擬試験講座1回
・Webテキスト
・スマート問題集(二種:27回 一種:10回)
・直前対策模擬試験1回
・計算問題演習1回

実際にスタディングを活用した方の声も下記のページから確認できますので、気になる方は一度見てみて検討するのもよいでしょう。

>外務員講座の合格者の声を確認する

スタディングの証券外務員講座の評価と特徴【評判も調査】 「スタディングの外務員講座はおすすめなのか、評判が知りたい」 「スタディングの講座はインターネット学習だけだから、学習コンテン...

まとめ

・証券外務員試験の勉強を始める前に「配点」を確認する
・5択問題(特に「計算問題」)に力を入れて勉強する
・問題集を3周したら、WEB公開模試で最終調整する
・更に確実に合格したい方は通信講座のスタディングの活用もおすすめ

上記の手順で、勉強をしていくことで効率的に合格への勉強をすることができます。

筆者は上記を実践して、1か月ほどの勉強時間で合格しました。

「金融機関では証券外務員試験に合格できない人は出世できない」というくらいの認識をもって、社会人になる前の一発目の試験としてしっかり合格しましょう。

スタディング 公式ページ

▼証券外務員の難易度や合格率が確認したい方は下記の記事も参考になります。

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▼通信講座を検討している方向け

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Kengo
【経歴】銀行→コンサル 【資格】中小企業診断士/行政書士/宅建士/FP/簿記/銀行業務検定 他。 資格のおかげで人生を好転できた経験から「資格を通じて人生を豊かにする」を伝えていきたいです。 プロフィール詳細はこちら