サイボウズ社のPaaS「kintone」。
2018年には利用している会社は10,000件を突破した便利な業務効率化ツールですね。
kintoneを活用した業務改善スキルがあることを証明する「kintoneアソシエイト」を受験し無事合格したので、合格までの過程などを本記事ではまとめていきます。
試験はテストセンターで行われるので、試験が終わると同時に結果も発表されます。

kintoneアソシエイトの勉強法と使用した参考書は?
①参考書の練習問題を解き、kintoneを実際に触る
②不明点はスプレッドシートでまとめる
③最終の追い込みは、kintoneヘルプの読み込み
筆者が合格までに行ったのは上記の3つ。
1つずつ深掘りしていきます。
①参考書の練習問題を解き、kintoneを実際に触る
使用したのは上記の参考書です。
kintoneアソシエイト試験の対策テキストは上記の1つだけみたいですので、試験に出題される範囲を効率的に学習したいのであれば、購入したほうがいいですね。
※書店では販売していないことが多く、インターネット購入がおすすめです。
参考書の内容は、出題項目ごとの要点をまとめたテキストと練習問題集がついていて、練習問題集がかなり使えます。
本試験でも参考書のような出題形式になっているので対策が取りやすいですね。
私はこの練習問題を2周+間違えた問題のみ3周しました。
そして、上記の参考書の練習問題を解きながら、自分が触ったことのない機能についてはkintoneを実際に触りながら勉強するのがいいです。
(kintoneは無料プランを1か月で利用できるので、無料プラン環境で挙動を確認するのもいいですよ。)
②不明点はスプレッドシートでまとめる

具体的には上記のようなイメージ。
スプレッドシートにまとめていった理由は下記の2点です。
①通勤時間の電車・バスの中で重たい参考書を持たずに復習したかったから。
②覚えたい内容は一度、自分で文字を起こしたほうが定着するから。
筆者が作成したスプレッドシートはこちらで公開もしています。
参考として確認や、そのままコピーして使ってもOKです。
※作成が2019年11月なので正しい情報としては保証できかねますのでご了承ください。
③最終の追い込みは、kintoneヘルプの読み込み
最終の追い込みは「kintoneヘルプ」で行いました。
テキストには載っていない内容ももちろんあるので試験前日と当日に一通り目を通しておきました。
kintoneヘルプは筆者のように前日から確認するよりも、もう少し前から目を通しておいた方がよかったと感じたので、できれば参考書を解きながらヘルプも確認できるとベストですね。
kintoneアソシエイト合格までにかかった勉強時間は?
勉強の方法はここまで解説してきた通りですが、実際に勉強に使った時間は10時間30分くらいですね(勉強期間は1週間半くらいです)。
Studyplusのストップウォッチ機能を利用して計測したので、結構正しい数値かなと思います。

とはいえ、実は筆者は自分の勤めている会社でkintoneを利用しており、自分自身でもアプリの作成などの作業を行ったことがあります。
今回の勉強でも、上記の経験があったことで合格までの時間が圧縮されていますので、kintoneを触ったことがない方については20時間~30時間くらいを目安に勉強されるのがいいですね。
kintoneアソシエイト試験の合格点は?
よく、kintoneアソシエイト試験の合格点を聞かれることが多いのですが、合格点はどこにも記載されておらず非公表となっています。
とはいえ、筆者の周りのkintoneアソシエイト合格者に確認してみると7割が合格基準になっていると推測できそうです。
念には念をで、8割を目指して勉強をしていくのがベターかなと思います。
kintoneアソシエイトは過去問対策ができるのか?
ここまで勉強方法について解説を行ってきましたが、最後によく聞かれる質問として「kintoneアソシエイトは過去問あるの?」について回答していきます。
この質問の回答としては、過去問は非公開となっている、です。
そのため対策としてはやはり下記のテキストの後半に記載されている参考問題とテキストの読み込みで知識を整理する、というのが良いかと思います。
※なお、参考問題もテキストもヘルプも読み切ったよ!って方は実際のkintoneの環境でアプリを実際に作成したり挙動を確認すると、より万全の対策になります。
まとめ
・kintone認定アソシエイト試験対策テキストは購入推奨
・スプレッドシートを活用しながらインプットする
・kintoneヘルプも参考程度に最終インプットする
・勉強時間の確保は20~30時間程度がおすすめ
実務でも実際に使用していたkintoneですが、kintoneアソシエイト試験はしっかり勉強していないと落ちてしまうなと感じました。。
また自分自身が知らなかった機能を知ることもできて、業務の幅を広げていくきっかけになりましたね。
次は、更に上位のkintone認定資格の受験を予定中です。
アプリデザインスペシャリストが一番仕事に役立ちそうなので、また受験をした際には、記事を公開しようと思います。