行政書士

行政書士試験の難易度と勉強時間は?【合格率と他の試験との比較で考える】

【この記事を読んでいただきたい方】
・行政書士試験は法律資格の難関試験と聞くけど、どれくらい勉強時間が必要なのか?を知りたい方
・他にも国家資格はいろいろあるが難易度はどれくらいなのか?を知りたい方
・行政書士試験の合格率はどれくらいなのだろう?

上記のような疑問に答えていきたいと思います。

【本記事の内容】
・行政書士試験の合格までに必要な勉強時間について分かる
・行政書士試験の難易度がどれくらいか分かる
・行政書士試験の合格率の推移が分かる

行政書士試験の勉強時間はどれくらいか?

行政書士試験の勉強時間は600時間程度

行政書士試験の合格に必要な勉強時間は一般的には600時間と言われています。

600時間というと1日2時間程度の勉強を300日続けると合格できるくらいですね。

社会人の方であれば1日2時間を1年弱毎日続けるのは難しいですよね。みなさんの生活リズムはそれぞれだと思いますので、各自で考えてスケジュールを組むようにしましょう。

<試験までの残りの日数による目安の勉強時間の例>
・試験までの日数:300日の場合 平日1時間、土日4.5時間
・試験までの日数:200日の場合 平日1.5時間、土日6.5時間

ちなみに筆者は1年目の受験時は勉強時間は300時間程度で不合格(156点/300点)、2年目の受験時は800時間程度で合格(198点/300点)しました。
合計2年弱の勉強で1,100時間程度の勉強をしてようやく合格でしたね。
当時は大学生でしたので平日3時間程度、土日8時間程度の勉強を行っていました。

大学生の方の場合は社会人としての経験がないため、一般的な民法に関する知識もないので社会人と比較して民法などは理解するのに時間がかかりますね。

勉強のやり方やもともと持っている知識の量にもよりますが、おおよそ600時間が行政書士試験合格に必要な時間という訳ですね。

行政書士試験の難易度はどれくらいか?

行政書士試験の配点と合格基準

行政書士試験は300点満点の試験で、300点満点で180点以上であると合格です。

また、足切りもあり、各問題で下記の得点が最低限必要となります。

<各科目の足切り基準>
法令等では、244点満点で122以上(50%以上)の得点
一般知識では、56点満点で24点以上(40%以上)の得点
※合格基準については試験難易度の変動などによって、補正が入ることもあります。

法律科目だけを学習するだけでは合格できないということですね。

ちなみに意外と一般知識等の問題で4割以上の得点を取ることは難しいです。
※一般知識の対策についても改めてまとめていこうと思います。

行政書士試験の受験者数と合格率の推移

上記は近年の行政書士試験の受験者数と合格率の推移です。

受験者数はここ数年で減少傾向で、合格率は徐々に上がってきている傾向です。

平成25年度に合格率10%の壁を越え、平成27年度以降は4年連続で10%以上の合格率となっています。

受験者数が減少していく傾向であれば、今後も合格率は10%以上で推移していくのではないでしょうか。

ちなみに合格率は上昇傾向となっていても、やはり国家資格となるので難易度は決して易しくはないのでしっかり勉強していきましょう

続いて他の国家資格との比較でみていきましょう。

行政書士試験の難易度をほかの資格と比較する

上記は、「法学部の大学生におすすめの資格を紹介!」の記事で紹介している、各科目の難易度比較と勉強時間の比較となります。上記も踏まえて、合成書士試験と他の試験との難易度を比較していきます。

中小企業診断士>行政書士>宅地建物取引士

僕がすべての資格を受験してきて、難易度を比較すると上記のようになります。

ここでの難易度というのは、合格までにどれくらい苦労したかということも基準に入れて比較しています

中小企業診断士との比較

合格までに必要な勉強時間
行政書士:600時間
中小企業診断士:1,000時間

各問題の難しさや内容の深さについては行政書士試験の方が難しいです。

また、行政書士試験はとにかく一問一問の内容の深さがあります。対して、中小企業診断士は広範囲の内容について浅く学んでいくような試験になっています。

中小企業診断士は1次試験は7科目(択一試験)、2次試験(論述試験)と試験の合格までの道のりが長く、論述試験も行政書士と比較して記述量がとても多いです。

ですので、中小企業診断士の方が合格までにかかる勉強時間や2次試験まであり、非常に広範囲の知識を知る必要があることから、行政書士試験は中小企業診断士と比較すれば少々易しいです。

宅地建物取引士との比較

<合格までに必要な勉強時間>
行政書士:600時間
宅地建物取引士:300時間

行政書士試験は宅地建物取引士と比較すると、各問題の難易度が圧倒的に難しいです。

特に、試験範囲が重なっている民法の問題を比較するとその差が分かりやすく、明らかに問われる知識が細かいですね。

また、宅地建物取引士が4肢択一式であることに対して、行政書士は5肢択一式であるので正答するのも難しいですね。

以上から宅地建物取引と比較すると行政書士試験の方が難しいですね。

まとめ

以上をまとめると下記のようになります。

・行政書士試験合格に必要な勉強時間は600時間程度
・難易度もなかなか高い(中小企業診断士よりやや易しいが、宅地建物取引士より難しい)

なかなか勉強時間も必要で難しい試験ですが、独学での合格も可能なレベルです。改めて独学で勉強される方向けに、勉強法もまとめていますのでこちらもご確認ください。

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KEN
金融機関⇒スタートアップ企業 資格の取得によって人生の分岐点でチャンスをもらえた経験から、「資格を通じて人生を豊かにする」を伝えていきたいです。 【取得済の資格】 ・行政書士(21歳/大学在学中に独学で合格) ・宅地建物取引士(22歳/大学在学中に独学で合格) ・中小企業診断士(26歳/働きながら資格学校を利用し合格) ・FPや銀行業務検定(勤めていた金融機関で最年少取得記録)
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