【本記事の内容】
・行政書士試験を受験する方にとって必要な情報をまとめたページ
・詳細ページへのリンクがあるので、あなたの知りたい情報へ飛びましょう
行政書士ってどんな仕事?
この記事を読んでいる方の中でも「○○の仕事をしたいから行政書士になる」というように明確に何かがしたくて行政書士の勉強をされている方は少ないんじゃないんでしょうか。
とりあえず行政書士の資格を取ってから、何をしていくか考えていくか考えよう。
って思っている方が多いと思います。
でも待ってください。
試験に合格することがゴールではないので、合格後にどのように活かすのかやどのように稼ぐのかを立ち止まって考えることが必要です。
受験勉強をされている方や検討中に方にとって最も重要な部分なのでまずはじめに、行政書士の仕事内容について解説していきます。
行政書士法1条の2(抜粋)
行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類その他権利義務又は事実証明に関する書類を作成することを業とする。
行政書士は「書類作成」を他人の依頼を受けて代わりに行うことが仕事ということですね。
【行政書士が作成できる書類】
■官公署に提出する書類
・許認可にかかる各種申請書等
■権利義務に関する書類
・契約書や遺産分割協議書等
■事実証明に関する書類
・相続関係説明図等
難しい言葉が並んでいますので、もう少し具体的な手続きや書類を例に挙げていきます。
【行政書士の仕事】
・会社設立の手続き
・飲食店の開業手続き
・相続の手続き
・外国人の在留許可
・建設業の許可申請手続き
など
上記は行政書士が行うことのできる仕事の一例で、官公庁に提出する書類のほとんどを代わりに手続きすることや助言を行うことが出来るのです。
自分が行政書士に合格して独立するときにはどんなことを得意分野とするのかを想像してみるのも楽しいですね。
そんな行政書士になるために、まずは行政書士試験に合格する必要があります。
ここからは行政書士試験について解説していきます。
行政書士試験について知る
2-1.試験の概要
<試験日>
毎年11月の第2日曜日
<合格基準>
行政書士試験は300点満点の試験で、300点満点で180点以上であると合格です。
また、足切りもあり、各問題で下記の得点が最低限必要となります。
<各科目の足切り基準>
法令等では、244点満点で122以上(50%以上)の得点
一般知識では、56点満点で24点以上(40%以上)の得点
※合格基準については試験難易度の変動などによって、補正が入ることもあります。
<各科目の配点>

2-2.試験の難易度・合格率
行政書士試験の難易度や合格率については下記の記事で解説しています。
最近は【受験者数の減少】と【合格率が上昇】という傾向です。
受験をしようと検討中の方は、今がチャンスですね。


2-3.取得するメリット
この記事を書いている私は、大学生のときに行政書士試験に挑戦し合格しています。
大学生の時に行政書士試験に合格することのメリットは下記のとおりです。
・就職活動での面接の高評価
・勉強時間が取りやすい(社会人で取ろうと思うと少し大変)
・法律知識に強くなるので、就職後にも活かせる
行政書士に合格することのメリットについては下記の記事で詳細に解説しています。

行政書士の勉強法についてのまとめ
ここからは行政書士試験の勉強法についての記事を紹介します。

各科目の勉強法については下記の記事でまとめています。
■憲法の勉強法のまとめ

■行政法の勉強法のまとめ

■民法の勉強法のまとめ

■商法・会社法の勉強法のまとめ

行政書士試験に独学で挑戦する方へおすすめのテキスト
下記の記事でおすすめのテキストや過去問などを紹介しています。

重要なことは、過去問演習の繰り返しです。
なおかつ、一問一答形式がおすすめです。
一問一答形式へ切替して勉強したことで、点数が大きく伸びました。