皆さんはファイナンシャルプランナー(通称FP)という資格をご存知でしょうか?
FPは税金や保険、不動産など主にお金にまつわる知識が必要とされます。また、FPは人気のある国家資格の一つで、受験者数は2019年1月試験では約29,000人(FP協会調べ)となっています。
「FP3級の勉強法ってどうすればいいのだろう?」
「独学で合格することって可能なの?」
「どのくらい勉強時間をかければ合格できるの?」
【本記事の内容】
・FP3級の勉強時間について解説
・FP3級の勉強時期別の具体的な勉強方法を解説
FP3級の勉強法について解説

いつから勉強を開始するべきか?
FPを勉強する際にはいつから勉強すれば間に合うのか?ということは気になりますよね。概略は下記のとおりです。
・金融の知識が無い方:試験1か月前
・金融の知識の有る方:試験3週間前
元々持っていた知識量にも関係しますが、学生や主婦、金融業界以外で働く社会人などの金融の知識が0という方は、約1か月前から試験勉強をすることをおすすめします。
具体的な勉強時間は30~50時間確保しましょう。
つまり、1日1時間以上勉強すれば約1か月で合格することが可能ということです。
一方、金融業界に勤めており、金融の知識がある程度身についている方でも、最低3週間前から勉強することを推奨します。一言でFP3級といってもその出題範囲はとても広いからです。
【FP3級の出題範囲】
①ライフプランニングと資金計画(社会保険など)
②リスク管理(生損保)
③金融資産運用(株など)
④タックスプランニング(税金)
⑤不動産
⑥相続・事業継承
この分野の中には「金融業界に勤めているが、普段の業務では関わらない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
加えて、計算問題も多いため、公式を暗記・定着させることにもある程度の勉強時間が必要となります。
FPの試験は1月・5月・9月と年に3回の試験日が設けられています。
ご自身の金融の知識によって試験日から逆算し、十分な勉強時間を確保しましょう。
FP3級の勉強のポイント
FP合格のための勉強のポイントですが、①苦手な分野を作らないこと、②計算問題を制覇することです。
ポイント①:苦手分野を作らない
FP3級の試験では先ほどご紹介した6つの試験分野から10問ずつ(合計60問)出題されます。
合格のためには6割(36問)正解することが条件です。
そのため、苦手な分野があると得点を落としてしまいがちになります。
学習を進めていく中でご自身の苦手分野がある程度分かってくるため、その分野を中心に勉強していくと正解率がアップします。
ポイント②:計算問題を制覇する
先ほども少しご紹介しましたが、FP3級では計算問題が多いです。
特に実技試験ではその問題の8割が計算問題となっているため、公式の暗記が重要です。
また、実際の試験では電卓の持ち込みもできるため、学習していく時も電卓を使い本番で慌てないようにしましょう。
時期別の勉強方法(最初~直前期)
それでは勉強期間を1か月とした場合、時期別の勉強方法をご紹介します。
■最初(約1週間):インプット期間
まずはFP3級の参考書を読んで知識をインプットしましょう。
この段階で重要なことは、100%理解しようと思わないことです。この時は、あくまで大体の試験内容を理解することが目的のためです。
分野が広いため参考書を読み進めることが難しいと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、電車の通勤時間やお風呂など隙間時間を見つけて読み進んで行きましょう。
参考書は最低でも1周、可能であれば2周読み込んでいただきたいです。
■中期(約2~3週間):アウトプット期間
先ほどは参考書でFP3級についての知識をインプットしましたが、ここからは問題集を解いていき知識をアウトプットします。
確実に試験範囲の内容を定着させましょう。
最初のうちは問題を解いても答えが分からないことがほとんどだと思いますが問題ありません。
「分からない問題が出てくる→参考書で調べる」の流れを繰り返すことが大切です。この流れを繰り返すことで自然と知識が定着するためおすすめです。
また、学習を進めていく中で効率よく勉強することも重要です。効率よく勉強する具体的な方法もご紹介します。
私が実際に行っていたやり方になりますが、問題集を解いていく中で問題にマークをつけていきます。マークは3種類です。
①自信を持って回答できた問題〇
②悩んだけど正解できた問題△
③全然わからなかった問題×
⇒2周目、3周目も同じようにマークを付ける
このように問題にマークをつけていき、次に問題を解くときは〇の問題は飛ばして、△×のみを解いていきます。こうすることによって自分の苦手な問題をだけを効率よく勉強することできます。自分の苦手分野を可視化できる点でもこのやり方はおすすめです。
FP3級の問題集を3周程解いていくと知識が定着していきます。
■直前期(試験約5日前):直近過去問の最終確認
直前期は、過去問を解いて最近の問題の傾向を掴みます。過去問は最低でも3回分は解いておくほうがいいです。
必須ではないですが、予想問題集などもあると、最終的に自分が弱い論点がどこなのか分かりますので使うといいですね。(同じ過去問を繰り返すと答えを覚えてしまうので、予想問題集はそういった際に最適です)

ファイナンシャルプランナーは独学可能か?

結論、独学可能です。
皆さんが気になっている事に、「ファイナンシャルプランナー3級は独学で合格することは可能なのか?」ということ事ですよね。
結論、独学での合格は可能です。
自分の知識量にあった勉強時間を確保し、コツコツと問題集を解いて行くことで十分合格可能な資格です。
筆者も当時は大学生で金融についての知識は0でしたが、独学で合格することができました。
それでも不安な方へ
「仕事が忙しいから勉強時間を取れるか不安」
「金融の知識は0だしちゃんと合格できるのか心配」
もしかするとこんなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方におすすめしたいのが、スタディングのファイナンシャルプランナー講座です。
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