・これから晴れて法学部に入学するが、事前の勉強のために読んでおいたほうがいい本を教えてほしい
・法律に関する基礎知識を学びたいのでおすすめの本を教えてほしい
上記のような悩みを持つ方に向けて、元法学部生の筆者が選ぶ入学前に読んでおきたい本7選をご紹介します。
法律関連の入門書は数多くありますが、意外とどれも難しい内容の本ばかりです。
そんな中でも読みやすい本からまずは読んでほしいと思い、法学部に入学する前に基礎の基礎を学びたい方が、できる限りスラスラと読み進めることができる内容の本を紹介していきます。
本記事を読んでいただき、自分が興味を持った本を選んでみてください。
【本記事の内容】
・法学部生が大学入学前に読んでおいたほうがいい、おすすめ本が分かる
・法学部生が法学の基礎を学ぶために読んでおいたほうがいい、おすすめ本が分かる
法学部に入学する前に読んでおきたい本おすすめ7選

おすすめ本 | 筆者の一言おすすめポイント |
もしも世界に法律がなかったら 「六法」の超基礎がわかる物語 |
「法律がこの世の中になかったら..」 ストーリー性があって読みやすい法律初学者向けの本 |
高校生からの法学入門 | 最近の事件を例にして身近な法律問題をピックアップ 法律特有の難解なワードがなく読みやすい |
キヨミズ准教授の法学入門 | 日本一敷居の低い法学入門 |
池上彰の憲法入門 | 憲法に特化した解説本 池上彰さんが解説していて読みやすい |
伊藤真の法律入門 | 初学者、資格試験受験者から確実に法学の核心が理解できると高い支持を得ている入門書 |
条文の読み方 | 法律・条文の読み方や用語の理解ができる |
元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術 |
法律を学び始める前に読むと学習効率が上がる |
もしも世界に法律がなかったら 「六法」の超基本がわかる物語
「法律がこの世の中になかったら..」という仮説を元にストーリーを組んでおり、スラスラと読み進められるように分かりやすく解説されています。
法律を学ぶのが初めての方でも、私達がいかに法律によって守られているのかを理解できる一冊です。
https://t.co/XoUyWTae1u「もしも世界に法律がなかったら 「六法」の超基本がわかる物語」3.5点。法律超初心者向けに六法を、法律がない仮想世界のストーリー形式で、法律の重要さや論点をあぶり出すという画期的な仕掛けで分かりやすく理解させてくれる本。法律超初心者にはお勧め!
— 武信@大物権力者も読んでいるブログ「ホントのメディア」運営者 (@hontonomedia) October 6, 2020
高校生からの法学入門
SNSや、友達とのケンカなど身近なテーマを元に法律の基本を学べる一冊です。
憲法、民法、刑法、など複数の法律にまたがって解説されているので、大学入学前にそれぞれの分野についての事例をイメージできるのがおすすめです。
なお、六法や判例などの引用はほとんどないため、法律を学び始めた方が勉強用として読むには少し物足りない内容になります。
教科書紹介リレー Day①
法学部2年のあっさーです!
今日からメンバーが実際に使ってる教科書を紹介していきます!📕✨1冊目は…「高校生からの法学入門」!
身近な話題を通して学べるので、
これから法律を学ぶ方の1冊目としておすすめです🙆🏻♀️✨#中央大学 #春から中央 #中大サークル pic.twitter.com/Y8GzpLeIhO— STUDY FOR TWO 中央大学支部 (@study42_chuo) January 31, 2022
ヨイヨルさんの放送大学の記事に触発されて、僕もこれまでぜんぜん学んでこなかったことを勉強しようと思って、まずは法学。買うのがちょっと恥ずかしかったですが、『高校生からの法学入門』は身近なシチュエーションから法律とは何かを説明してくれる良書でした。 pic.twitter.com/4y8RtRj3sH
— 友田とん (@tomodaton) December 2, 2018
キヨミズ准教授の法学入門
進路に迷う高校生などに向けてストーリーを組みながら解説をしている良書です。
青山学院大学法学部の受験に失敗した僕が、この先どうやって法を学ぼうかと迷っている時に読んだ本です。読み終えて、益々法を学びたいなぁと思わせてくれました。難しい法律のお話がとてもわかりやすく読みやすい本でした!法律に少しでも興味がある人はオススメです。
『キヨミズ准教授の法学入門』 pic.twitter.com/3Ai8dMUayS
— 田村淳 (@atsushilonboo) March 21, 2018
池上彰の憲法入門
テレビでも有名な池上彰さんの著書です。
テレビでの解説同様、初心者でもわかりやすい説明で読みやすいです。
法学部に入学すると、1年生では憲法について学ぶことになります。
本書では憲法に絞った内容で、事前に憲法について理解を進められるのがおすすめです。
池上彰さんの憲法入門という本はとても分かりやすいです!新書ですが高校生でも分かりやすく、今の色々な問題を解説してくれています。
夢詞くんがこの機会に興味を持ってくれたらとても嬉しいです…!— 1かのい・アリアリ(=0.029JPY) (@kanoi_Neko) August 14, 2019
伊藤真の法律入門
伊藤真氏は資格試験予備校伊藤塾の塾長で、筆者も行政書士の勉強をする際に本書を入門書として読みました。
伊藤氏の本では難解なものもありますが、本書は初学者向けにもかなり読みやすい本です。
大学に入ってから法律資格を目指す方など、しっかり法律を勉強していきたい方には必読の書と言えます。
やはり、伊藤真の法律入門シリーズは法律初心者にはオススメの本です。
法律の基本とか考え方がしっかりと学べるので、過去問ベースで勉強してる人は特に近道になるのではと思います!— 桜内@22年行政書士試験に合格する現役看護師 (@toas_fmns) February 16, 2022
条文の読み方
法学部の学生にとっては、六法の条文は必ず触れる内容です。
六法や法律用語の独特の言い回しなどについて、基本を学習できる一冊となります。
例えば、法令用語でよく出る「又は」、「若しくは」の違いについても解説されています。
幾度となく紹介しているのですが、毎年、法律の勉強が初めてという受験生から条文の読み方について質問を受けます。1,000円もしないので買っておいて損はないのですが…。 pic.twitter.com/sEqvMd0vN6
— 大河内満博(社労士講師Oh_Coach) (@tomofullmoon) January 4, 2022
元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術
本のタイトル的には、中級者向け以上の本のように感じられるかもしれませんが、初めて法律を学ぶ方や入学したあとの法学部生も読んでいる基本書になります。
本書は学者でもない弁護士でもない、法を作っていた人だから書ける、初学者の視点に立った入門書です。
元法制局キャリアが教える
法律を読む技術・学ぶ技術著:吉田利宏
版:ダイヤモンド社私のように他学部から法律を学ぼうという人間には手頃な入門書。法学部の方には物足りないかもしれない。#読了 #読書好きな人と繋がりたい #読書
— JONY (@JonyDigout99) January 1, 2021
おすすめ7選まとめ
おすすめ本 | 筆者の一言おすすめポイント |
もしも世界に法律がなかったら 「六法」の超基礎がわかる物語 |
「法律がこの世の中になかったら..」 ストーリー性があって読みやすい法律初学者向けの本 |
高校生からの法学入門 | 最近の事件を例にして身近な法律問題をピックアップ 法律特有の難解なワードがなく読みやすい |
キヨミズ准教授の法学入門 | 日本一敷居の低い法学入門 |
池上彰の憲法入門 | 憲法に特化した解説本 池上彰さんが解説していて読みやすい |
伊藤真の法律入門 | 初学者、資格試験受験者から確実に法学の核心が理解できると高い支持を得ている入門書 |
条文の読み方 | 法律・条文の読み方や用語の理解ができる |
元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術 |
法律を学び始める前に読むと学習効率が上がる |
いかがでしたでしょうか?
これから法学部に入学する方が事前に読んでおくとよい、おすすめ本をまとめてきました。これらの本を1冊・2冊でも読んでおくと入学後の授業の理解度が上がりますので、ぜひ事前に読んでおくのをおすすめします。
▼法学部の学生におすすめの資格をまとめています。
