ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー2級の合格率と難易度【勉強時間も解説】

ファイナンシャルプランナーはお金にまつわる幅広い知識を身に着けることができる人気の国家資格です。

「ファイナンシャルプランナー2級を受験しようと思っているけど、難易度や合格率はどれくらいなの?」
「合格するために勉強時間は何時間くらい必要なの?」

ファイナンシャルプランナー2級を受験しようとしている方の中には、こんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ケン
ケン
本記事ではこのようなお悩みを解決していきます! 

【本記事の内容】
・ファイナンシャルプランナー2級の試験内容について解説
・ファイナンシャルプランナー2級の合格率と難易度を解説
・ファイナンシャルプランナー2級合格に必要な勉強時間を解説

ファイナンシャルプランナー2級の試験内容について

1-1.ファイナンシャルプランナー2級の出題範囲

まずはファイナンシャルプランナー2級の出題範囲を紹介していきます。
出題範囲は、ファイナンシャルプランナー3級の試験と同じ以下の6つのテーマとなっています。

①ライフプランニングと資金計画
②リスク管理
③金融資産運用
④タックスプランニング
⑤不動産
⑥相続・事業継承

それぞれの出題範囲について簡単に説明します。

【①ライフプランニングと資金計画】
ファイナンシャルプランナーの資格の中心となる科目です。
主にライフプランニングの手法や社会保険、住宅・教育の資金計画について出題される傾向があります。

【②リスク管理】
生命保険、損害保険とリスク管理に関する科目です。
主に保険の制度やそれぞれの商品の特徴がよく出題されます。

【③金融資産運用】
金融市場と金融商品に関する科目です。
他の科目に比べて、出題傾向の偏りが少なく、まんべんなく出題される傾向があります。

【④タックスプランニング】
税金に関する科目です。
主要テーマは所得税となっており、これに関しての問題が多いです。

【⑤不動産】
不動産に関する科目です。
不動産の取引や建築関連法規、不動産の税金などが主なテーマです。

【⑥相続・事業継承】
相続、贈与、事業承継に関する科目です。
特に相続は必須テーマとなっているため、基本事項をしっかりと理解しておく必要があります。

出題範囲はファイナンシャルプランナー3級と比べる若干広くなっています。

上記6分野からまんべんなく出題されるため、受験者は合格に向けて幅広い知識を身につけておく必要があります。

1-2.ファイナンシャルプランナー2級の出題形式

出題形式は、ファイナンシャルプランナー3級の試験と同じで、学科形式と実技形式に分かれており、それぞれの試験で合格点に達しなければファイナンシャルプランナー2級に合格することはできません

また、片方だけ合格し、次のファイナンシャルプランナー2級の試験に臨む場合は、合格した方の試験を免除することができます。

例えば、前回の試験で「学科:不合格、実技:合格」だった場合、次回の試験では「実技試験」が免除されます。

また、実際の試験スケジュールは午前中:学科、午後:実技となっており、試験自体は1日かけて行われるものとなっています。
ちなみに、ファイナンシャルプランナー2級の試験では電卓の持ち込みが認められています。

1-3.実施団体

・日本FP協会
・金融財政事情研究会(きんざい)

こちらもファイナンシャルプランナー3級の試験と同じで、上記2つの実施団体がファイナンシャルプランナーの試験を実施しています。

この2つのちがいは実技試験の出題内容のみで、学科試験に関しては全く同じです。
実技試験の違いについては下記でご紹介していきます。

また、どちらで申し込み合格しても、同じ「ファイナンシャルプランナー2級」ということに変わりありません。

1-4.学科試験と実技試験の内容

【学科試験】
・午前実施
・試験時間120分
・マークシート形式→6つの出題テーマから10問ずつ出題(4択問題)
・60点満点中36点以上で合格(6割取得すればOK!)

ファイナンシャルプランナー3級との違いは、2択形式から4択形式に変わっているという点です。このため、勘で正当することはかなり難しく、3級よりも出題範囲の知識を十分に身につける必要があります。

【実技試験】
・午後実施
・試験時間90分
・記述式
※科目は実施団体により変わります
・日本FP協会:3択問題20問(100点満点中60点で合格)
『資産設計提案業務』1つのみ

・きんざい:事例形式5題(50点満点中30点で合格)
下記4つから選択可能
①『保険顧客資産相談業務』
②『中小事業主資産相談業務』
③『損保顧客資産相談業務』
④『生保顧客資産相談業務』

ファイナンシャルプランナー3級の実技試験では、マークシート形式なのに対して、記述式となっております。
また、きんざいが実施している実技試験の分野は4つとなります(3級は2分野)。

どちらを選択するかはご自身の得意分野にもよります。しかし、日本FP協会の方が合格率が高いというデータが出ているため、初めてファイナンシャルプランナー2級を受験をされる方には日本FP協会が実施している実技試験をおすすめします。

実技試験の過去3回分の合格率はこちらです。

【日本FP協会の実技試験合格率】
2019年5月:62.65%
2019年1月:50.31%
2018年9月:50.52%
引用元:https://www.jafp.or.jp/exam/syutoku/

【きんざいの実技試験合格率】
※各分野の合格率の平均
2019年5月34.65%
2019年1月37.48%
2018年9月26.74%
引用元:https://www.kinzai.or.jp/

ファイナンシャルプランナー2級の合格率と難易度

それでは、ファイナンシャルプランナー2級の合格率と難易度をご紹介していきます。

2-1.ファイナンシャルプランナー2級の合格率について

【FP協会の学科・実技両方の合格率】
2019年5月:40.68%
2019年1月:40.39%
2018年9月:36.68%
引用元:日本FP協会ホームページ

※きんざいは学科・実技両方の合格率はありませんが個別の合格率はあるのでこちらのサイトご確認ください

ファイナンシャルプランナー2級の合格率は約4割となっています。ファイナンシャルプランナー3級の合格率が約7割だったこと比べると、かなり合格率は低くなっています。

2-2.ファイナンシャルプランナー2級の難易度について

先ほど、ファイナンシャルプランナー2級の合格率をご紹介しましたが、難易度はどうなのでしょうか?

ファイナンシャルプランナー2級は銀行や保険などの金融企業に勤めており、多少金融知識のある方でも、ある程度の勉強時間を確保しなければ合格は難しいです。

ファイナンシャルプランナー3級と比べると、学科試験の問題が4択に増え、実技試験の回答がマークシートから記述式に変わるため、しっかりと対策を練る必要があります。その際には、問題集などで一通りどのような傾向の問題が出るのかをしっかりと把握しておくことをおすすめします。

また、金融についての知識がない方はかなりの勉強時間を確保する必要があります。しかし、きちんと出題範囲を勉強し理解することが出来れば合格することは可能です。

2-3.ファイナンシャルプランナー2級合格に必要な勉強時間

それでは、ファイナンシャルプランナー2級合格のためには実際にどのくらい勉強時間が必要なのでしょうか?

元々の知識量にも関係しますが、金融の知識が0という方は50~100時間程度の勉強時間を確保することをおすすめします。つまり、1日2時間以上勉強すれば約1か月で合格することが可能ということです。

一方、金融系の企業に勤め、ある程度知識のある方は、30~50時間程度の勉強時間で合格することが可能です。

しかし、ファイナンシャルプランナー2級合格のためには出題範囲の定着がとても重要です。そのため、こちらでご紹介した勉強時間はあくまで目安ということを頭においてください。

まとめ

今回はファイナンシャルプランナー2級の合格率や難易度、合格のための勉強時間の目安をご紹介しました。

ファイナンシャルプランナー3級の試験と比べると合格率はグッとさがり、難易度も高くなっていることが分かっていただけたのではないでしょうか。

しかし、ある程度の勉強時間(最低でも50時間)を確保し、コツコツと学習を進めていけば、金融知識が0の方でも合格することは可能です。実際に、筆者は新卒1年目の5月試験でファイナンシャルプランナー2級の資格を取得することができました。

本記事がファイナンシャルプランナー2級の受験を検討されている方のお役に立てれば幸いです。

ABOUT ME
KEN
金融機関⇒スタートアップ企業 資格の取得によって人生の分岐点でチャンスをもらえた経験から、「資格を通じて人生を豊かにする」を伝えていきたいです。 【取得済の資格】 ・行政書士(21歳/大学在学中に独学で合格) ・宅地建物取引士(22歳/大学在学中に独学で合格) ・中小企業診断士(26歳/働きながら資格学校を利用し合格) ・FPや銀行業務検定(勤めていた金融機関で最年少取得記録)